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英検®は中学受験や高校受験などで入試優遇があるため、昨今は小学生のうちに英検®を受験したい、というご家庭が増えています。筆者は今まで多くの英検®を取得した小学生を見てきましたが、子どもの英語力を英検®に合格しやすくするためには3つのポイントがあると感じております。
ポイント①まずは英検®5級から目指してみよう
ポイント②英検®にチャレンジすることを褒める
ポイント③英検®の学習方法の秘訣は「会話のキャッチボール」
そして英検®を受けさせることにおいて最も大切なことは「英語を楽しんでもらう」ことです。子どもが嫌がっているのに、無理に英検®を受けさせても良い結果に結び付かないからです。
本日は英語学童の明光キッズeに通うお子さんたちの英検®取得体験談を踏まえて、小学生が英検®を取得するための3つのポイントを中心に明光キッズeのマーケティング担当がご紹介いたします。
小学生のうちに英検®を取得した3人のお子さんの体験談
英語力がついていく小学生にはある共通点があります。
英検®に合格しやすくなるポイントを紹介するにあたり、明光キッズeに通うお子さんで実際に小学生のうちに英検®に合格した3つのエピソードをお伝えします。
体験談①半年の勉強で英検®5級取得 Aさん(小学1年生)
英語学童の明光キッズeに通う小学1年生のAさんのお話です。
Aさんは入所当初、英語に苦手意識が強いお子さんでした。Aさんは慣れない英語レッスンで、最初はよく泣いていたのですが、外国人講師からのレッスンを続けるうちに、半年も経つと英語に対して前向きな気持ちになってきました。
そのタイミングで、スクールマネージャーがAさんに英検®受験をすすめたところ、本人も「受けてみたい」と興味を示し、楽しく学習を進めていった結果、小学1年生のうちに英検®5級を取得しました。
体験談②英検®対策で自分の弱みを克服!Bくん(小学4年生)
英語が好きで明光キッズeに通い続けている小学校4年生のBくん。
英語のレッスンが大好きなBくんは、まわりに受験を意識する子ども達が増えたのをきっかけに、みんなに合わせてBくんも英検®を受けることを決意しました。するとBくんは、リーディング(英語を読む力)に苦手なポイントがあることに気がつきます。
自分の英語の課題を見つけたことにより、レッスンの中でリーディングの疑問点を講師に確認しながらリーディングの課題を克服し、英検®4級に合格することができました。
英検®を受験したことで「なんとなく英語が好き」という気持ちから「英語をもっと上達したい」にという積極的な姿勢となり、今では英検®3級を目指す目標に向かって、楽しみながら英語を学ぶことに取り組んでいます。
体験談③英検®で、何ごとにも積極的になった!!Cくん(小学2年生)
明光キッズeでのレッスン以外でも積極的に英語を楽しむCくん。
C君は自分の発案で友だちの間で「日本語禁止ゲーム」という、英語のレッスン中以外にも、友だちとの間で日本語を使うのを禁止して、英語のみを会話で使うという遊びを積極的に行うなど、自発的に英語を使い続ける環境を楽しむような子どもでした。そんな中、自然に英検®にも興味を持つようになり、英検®4級に合格しました。
英検®4級の合格証書を手にすることで、さらに自分の英語力に自信を感じるようになりました。
これらの3人のお子さんの体験談から共通することは「英語に対して前向きな気持ちになった」ということがあげられます。では、お子さんに英検®を考えている場合、どのようなポイントに気を付ければよいのか?3つのポイントにまとめてみました。
小学生が英検®に合格しやすくなるための3つのポイント
ここまで、3人のお子さんの体験談を紹介しましたが、では実際に英検®をとるためにどのようにすれば良いのか?3つのポイントを紹介いたします。
◆英検5級®を取得するための3つのポイント
ポイント①まずは英検®5級から目指してみよう
ポイント②英検®にチャレンジすることを褒める
ポイント③英検®の学習方法の秘訣は「会話のキャッチボール」
ポイント①まずは英検®5級から目指してみよう
小学生が英検®をとる際は「○級からが良い!」とは一概に言えませんが、年齢に関係なく初めて試験を受けるお子さんには英検®5級の取得を目指すことをおすすめします。なぜ、英検®5級なのかというと、英検®5級は日常生活にてよく質問されるような事を英語で答えるような内容が多く、英会話で学習したことを活かしやすいからです。例えば
「Do you like soccer?(サッカーは好きですか?)」
「What's your favorite food?(好きな食べ物はなんですか?)」
といったことが英語で聞かれるため、日常生活の会話がそのまま英検®対策になるのです。
◆英検®検定料(団体で受験する場合は、下記よりも安くなる場合があります)
引用先:受験案内 | 英検® | 公益財団法人 日本英語検定協会
英検®は7つの級に分かれており、5級は初歩的な英語で中学初級程度、4級は簡単な英語で中学中級程度のレベルになります。試験時間は5級で50分です。(級が上がるにつれ時間も増えます)
また、英語の検定としてはTOEIC®が有名ですが、
TOEIC®とは一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実施する英語技能テストです。階級分けによる合否ではなく、10点~990点のスコアでレベルを判定します。試験時間はおよそ2時間と、英検®よりも長時間になります。
試験は「請求書を題材にした問題」や「飛行機の搭乗券を購入する場面でのやりとり」など社会人向けのビジネスシーンを想定した内容がメインとなっているため、小学生には向いておりません。
小学生が初めて英語の試験を受けるにはやはり英検®の5級からがおすすめです。
ポイント②英検®にチャレンジすることを褒める
明光キッズeではまず「英検®を受けてみたい!」といったお子さんがいたら子どもの発言や姿勢を褒めるようにしています。
英語学習に熱心な保護者の方の中には、お子さまに気持ちが入るあまり、ついつい厳しくなってしまうことがあります。そうすると、お子さんができないこと(例えば問題を間違えた、英検®に合格できなかった時など)があったときに叱ってしまう、というようなこともあるかもしれません。
明光キッズeでは、できなかったことを指摘するよりも、できたことをしっかり褒めることが重要だと考えています。
なぜなら、子どもは「楽しい」「認められた」と思ったことには、トコトン追求します。逆に英語や英検®を無理やり受験させようとすると「英語はやりたくない!」とお子さんが英検®や英語の取り組みをブロックするようになってしまうのです。
ですから、まず、英検®にチャレンジしたこと自体を肯定的に受け止めてポジティブな声掛けをすることが大切なのです。そうすることで、英検®や英語に対して積極的な気持ちになるはずです。
ポイント③英検®の学習方法の秘訣は「会話のキャッチボール」
英検®に取り組むのであれば家庭では日本語でも良いので「会話のキャッチボール」を意識して行いましょう。英語を直接教えるのは難しくても、お子さんとたくさん話してあげることを心掛けていただければと思います。なぜなら英検®の問題は日常生活で遭遇するシチュエーションから中心に出題されるからです。
まずは日本語でかまいませんので「会話のキャッチボール」をしっかり行ってみましょう。
◆日本語での会話のキャッチボールの例
お母さん「どんな食べ物が好きなの?」
お子さん「ハンバーグが好き!」
お母さん「どうしてハンバーグが好きなの?」
お子さん「美味しいから!」
この例のように「なぜ、その食べ物が好きなのか?」と会話を掘り下げてあげることで、子ども自身の語彙力や返答力が養われ、英検®での出題された事柄に対して、自分の意見や気持ちを伝えることが上手になっていきます。
実際、英検®を受けるお子さんのよくあるつまずくポイントで、質問に対して、答えることが見つからない、ということがあります。「何が好き?」と聞かれても、お子さんが「わからない」と答えるケースです。
先ほどのような親子での会話のキャッチボールを日常的に何度も繰り返すことで「自然と」出てくるフレーズが増えていくことが学びとなります。
英検®日本語にかかわらず日常的に質問に対して、お子さんが自分の意見を言えるようにしておくことが英検®学習のポイントなのです。
英検®5級を受けるのに必要な英語力を「4技能」で解説
ここまでは英検®の合格のためのポイントをお話しましたが、ここからは実際に合格するのにどれくらいの英語力が必要なのでしょうか。
英語の4技能、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つの点から解説いたします。
①リーディング力(読む技能)
リーディングには問題文を読み解く読解力が欠かせません。5級の取得を目指す場合は、文章全体よりもまずは単語を理解することを大切にしていきます。問題文の中に知っている単語を見つけることで、質問の意図が理解できるようになるからです。
②リスニング力(聞く技能)
リスニングについては質問の内容が理解できる程度の英語力が必要になります。具体的には
Do you play tennis every day?
Who is your favorite baseball player?
といったカンタンな質問内容から、
Yes, I do.
Ken Suzuki. He’s great!
そこから連想される、上記のような回答が思いつくレベルとなります。
③ライティング力(書く技能)
5級と4級はマークシート式のため、ライティングはありません。
そのためライティング力は3級以降から必要となる技能です。
なお、3級ですと、
I like an apple. Because…
好きなもの、と、その理由を文章で表現できる力が必要となります。
④スピーキング力(話す技能)
ライティングと同様にスピーキングも5級には面接試験がなく、基本的には3級からとなります。
3級の特徴として、I think~に加えて、because…までの文章を伝えきることが大切になります。
Because以降の文章を伝えること=意見が言えるという考え方です。
英検®5級取得にはまず「読む」「聞く」の2つの技能に重点を
英検®取得には「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能の英語力が求められますが、5級、4級においては「読む」「聞く」の2つの技能で合否が判定されます。
英検®5級取得を目指す場合は、「読む」「聞く」に重点をおいて英語力をつけていきましょう。
英検®受験のQ&A~保護者からよくいただく3つの質問~
小学生のうちに英検®を取得することは、中学受験や高校受験などの入試優遇に繋がるため「取らせておきたい」とお考えの保護者の方が多数いらっしゃいます。
保護者の方からよくいただく英検®に関する質問をQ&A形式で3つご紹介します。
Q1.英語が苦手な子に、英検®をとらせるべきでしょうか?
A1.英検®取得を目指す前に苦手意識を克服し、楽しいと感じてもらうことが大切です。
英語が苦手な子に対して優先度が高いのは「英語が楽しい」と感じてもらうことです。苦手意識があると、英検®取得への意欲が湧いてこず、合格が遠のく原因にもなります。
そのため、まずは英語を楽しむことを目指してください。例えば、最初は英語のアニメなどのコンテンツを見せて、英語を楽しいと感じてもらうことから始めるのも有効な方法です。
英語が楽しくなると、自然と英語力が身についてきます。そのタイミングから英検®取得を目指しましょう。
Q2.英検®は英会話能力と関係ありますか?
A2.英検®は英会話能力と関係があり、日常的な英会話能力の有無は英検®取得に影響します。
英検®は「日常生活で遭遇するシチュエーション」の問題が出題されます。
例えば
What animal do you like?(どんな動物が好きですか?)
Who is your favorite baseball player?(好きな野球選手は誰ですか?)
といった子どものうちから使う、日常的な英語の質問です。
英検®を受けるための学習は、日常会話に繋がる単語、文章、文体を理解していく作業が発生します。つまり、英検®を受けることは英会話能力向上につながるのです。
Q3.英語学童に通っていると英検®合格に有利でしょうか?
A3.英語学童でイマージョン教育を取り入れている場合、英検®の取得に繋がりやすくなります。
明光キッズeで取り入れているイマージョン教育とは英語を科目として学ぶのではなく、実際に使いながら身につけていく学習方法のことです。
明光キッズeでは、外国人講師との英語のみのレッスンを行っております。工作やゲームなどを英語で行うことで、実践的な英語をみにつけています。
毎日学童保育の数時間、英語に浸ることができる環境に慣れると、子どもたちは英語を使うことへの抵抗感がなくなります。抵抗なく、自然に英語が使えるということは生活の中で英語にてやり取りをするため英検®に非常に有利な環境を作り出すことができるのです。
キッズ英会話などの習い事でも会話をしますので、英検®の役に立ちます。しかし、学童英語と違い、キッズ英会話ではあらかじめシチュエーションを決めて、そこに当てはまる英語を使っていくことになりますので、ロールプレイを中心とした学習方法となります。
イマージョン教育においては、日本語のように日常的に英語を使うため、より自然な英語を使えるようになりますので、英語の学童保育に興味がある方は、下記の明光キッズe公式ページより、お近くの明光キッズeを探してみてください。
明光キッズeのスクール一覧ページはこちら
まとめ
小学生のうちに英検®に合格できるようになるポイントは3つあります。
ポイント①まずは英検®5級から目指してみよう
ポイント②英検®にチャレンジすることを褒める
ポイント③英検®の学習方法の秘訣は「会話のキャッチボール」
英検®を取る秘訣は会話のキャッチボールを繰り返すことで、英検®で出題される質問に自分の考えで答えを見つけ出せる解答力を磨くことです。
解答力を磨くためには「聞く」「読む」「書く」「話す」の4つの技能が欠かせません。英検®5級は「聞く」「読む」の2つの技能によって合否判定をしますので特に重点をおくとよいでしょう。
なお、言語習得の順番は「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」です。英語を読めるようになるためにも、やはり会話のキャッチボールを繰り返すことが重要なのです。
そして、保護者の皆さんに気をつけていただきたいことは、小学生が英検®を受験することは決して当たり前ではないということです。そのため親は子どものチャレンジを尊重し、受験するというアクションそのものを褒めてほしいと考えています。
つい、合否に目を向けてしまいがちですが、小学生で英検®を受ける時に大事なのはチャレンジを経て、英語の得手不得手を理解することです。不得手、苦手なポイントがわかることで、克服して再チャレンジするという積み重ねが次の成功体験に繋がっていきます。
将来英語を使う仕事に就くか就かないかは今の時点ではわからないものです。「将来こうなりたい!」と目標に向かって英検®を受けるのではなく、英検®を受けることで「あんなことこんなことできるかな?」と子ども自身が自分の将来を考えるきっかけに英検®に取り組んでみてください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
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